喫茶店やファミレスで出されるコーヒーや紅茶を頼むと
いつも決まって聞かれる質問がある。
「ミルクはお付けしますか?」
ブラック派じゃない人はほぼ付けると思います。
しかし、この「通称ミルク」は本物の牛乳ではないことが多いです。
小容器(ポーション)で渡されるのはほぼ
「コーヒーフレッシュ」というもの。
さてここで問題です。
【問題】コーヒーフレッシュは何でできているでしょうか?
1)牛乳
2)生クリーム
3)その他
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【答え】3)その他
そうなんです。
ひっかけ問題でしたが、
「コーヒーフレッシュ」は牛乳でも生クリームでもありません。
「コーヒーフレッシュ」は
植物油に水を混ぜ、添加物で白く濁らせ、ミルク風に仕立てたものです。
原材料表示を見れば一目瞭然ですが、
「植物性油脂、乳化剤、増粘多糖類、PH調整剤、着色料、香料」等・・
牛乳(生乳)なんて一つも入ってないです。
メーカーに騙されてる!
なーんて思っていても、
商品名は「コーヒー用クリーム」「コーヒーフレッシュ」と書かれているので、
当たり前だけどミルクじゃないとメーカーは記載しているのです。
じゃあ、自分で見なくちゃって思う方へ・・・
容器や包装が小さい場合(30cm2以下)は原材料を表示しなくても良いと
食品衛生法で決められているので、喫茶店やファミレスで提供される場合は
原材料表示は見ることができません。
原材料名 | クリーム(乳製品)、脱脂粉乳、砂糖、カゼインNa、乳化剤、pH調整剤、香料、増粘多糖類 |
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生クリーム仕立てと記載あったので、少し期待したのですが、
生クリーム100%ではないですね。添加物はもちろん入っています。
なので、私はいつもコーヒーを飲むときはブラックにしています。
あと本格的な珈琲店ではちゃんと牛乳を用意しているところもあるので、
店員さんに直接確認するのが良いでしょう。
余談ですが、たとえ牛乳100%であっても
ホルモン剤がたくさん入っている牛乳であったら
そもそもだめなんですけどね。
モンク