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塩に騙されるな! 健康に良い塩とそうでないものの違いを知ろう


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調味料が健康に及ぼす影響を見てみよう

 

 参考文献は「食品の裏側」

わかりやすく書いてあるので、

添加物について全く考えたことがない人にとって導入本としておすすめだ。

食品添加物を売っていた元トップセールスマンが明かした

食品製造の裏側を教えてくれる。

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物

 

 

今回は身近な調味料「塩」について。

 

塩は大きく4つに分類される。

 

(1)精製塩

海水から電気と膜を使って塩化ナトリウムだけを取り出したもの。

塩化ナトリウムの純度が高く、それ以外の成分はほとんど除外されている。

⇒一般的にスーパーで特売になるものの代表がこれに当たります。

中でも浸透圧が一番高い塩。

 

(2)輸入塩

いわゆる岩塩や天日塩。一部、海塩もあります。

メキシコ、オーストラリア、中国製が多く見られる。

⇒ピンク塩とか流行りましたね。ヨーロッパ産のものは比較的値段が高めです。

 

(3)再生加工塩

メキシコやオーストラリアなどから輸入された岩塩や天日塩などを、

一度海水で溶かし、塩化マグネシウムなどを加えて再生加工したもの。

かさ増しして販売することで原価を抑えることができるんです。

 

(4)自然海塩

海から直接くみ上げ、水分を蒸発させた塩。日本古来の塩の作り方で、

成分をまったく調整しない伝説的な塩です。

「自然海塩」と表記されています。

⇒高級スーパー、百貨店には置いてあります。

 ただ単価が高く一般的に手に取りにくいのが現状です。

 

粟国の塩 250g

粟国の塩 250g

 

 

 

沖縄の海水塩 青い海 500g

沖縄の海水塩 青い海 500g

 

 

 

塩のうまみ成分って何?

塩のうまみはミネラル成分の含有量で決まります。

 

ミネラルが含まれていると、塩は甘くて美味しい。

 

年齢を重ねるうちに「血圧が上がるから塩は控えてください」という話を

耳にする方も多いと思いますが、

ミネラルが十分含まれている塩は血圧を上げないし体に良いものです。

また、ミネラルが含まれていない塩は浸透圧が非常に高い。

 

もっともミネラルが豊富なのが(4)自然海塩であり、

ナトリウム、カルシウム、カリウムマグネシウム、鉄、銅、亜鉛など

自然の複雑なミネラルをそのまま凝縮されている。

 

 

(3)再生加工塩の作り方

外国から安い岩塩や自然決勝の天日塩を買ってきて、

これを海水のなかで溶かし、それを煮詰めて結晶化させます。

ところが、岩塩にしろ、天日塩にしろ、ミネラルはほとんど入っていません。

塩を自然結晶させるとミネラルを押し出してしまうので

純度が高い塩になってしまいます。

だから「塩化マグネシウム」や「塩化カルシウム」を後から添加し

人工的に「海のミネラル入り」の自然塩が完成します。

その国でつくった塩ではないのに、あとから着色料を添加し

それらしく見せるようにしているものも存在するそうです。

 

 

では(1)精製塩ってどんなもの?

精製塩は塩化ナトリウムの純度が高く、

浸透圧が高いため人体へ非常に良く吸収されると言われています。

 

吸収するっていいじゃん!とは思わないでください。

吸収しすぎて血中の塩分濃度が高くなり、

血圧を上げてしまうと高血圧、高血糖の危険性が高まるのです。

 

残念なことに、いつも使うものだから!と

値段を気にして購入する安い塩は「ほぼ精製塩」です。

 

(私はいつも使うものだからこそ良いものを使いたいと思いますが・・・)

 

節約して目先の「財布の健康」を良くするか、

 

長い目でみて将来の「体の健康」のためと思うか、

 

たかが塩、されど塩。

 

どちらを選ぶかは貴方次第です。

 

大和屋 天然塩 1kg

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