たまたま妻の英語テキストに「夢を叶える方法」というテーマが書いてあったのを見たので、
今回は凡人が夢を叶える方法について体験と思うことを書いてみようと思う。
夢を周りに話すことは大切なのか?
It is important to tell others dreams about your dreams in order to achieve your dream.
夢を叶えるために、自分の夢を周りの人に話すことは大切なことだ。
(日本語は直訳なので、センスのなさはご容赦いただきたい)
夢を叶えるという「叶」という字は「口に十と書く」からそのくらい口に出すと良いよ、とテキストに書いてあった。
しかし、口に出すだけで本当に叶うのだろうか?
「あの人って口だけだよね~」とOL女子がよく陰口で言っているような、
そんな人の方が大勢いるし、口に出すことで逆に夢から遠ざかっているような気がする。
有言実行の罠
「夢を叶えるために言葉にする」前提としては、好きな異性を口説くときに夢を話す側は少しでも自分をより良く見せたい、より大きく見せたい!と思う本能的なところからくる夢を叶える、という夢とは区別して考えてほしい。
ここでは単純に自分の夢を他人に話す、そのことだけに集中してほあしい。
話を戻すと・・・
夢を叶えるために、そう簡単に口に出すものだろうか?
夢を話している人の中に何人それを実現させている人がいるだろうか?
人は3つのタイプがいる
稲盛さんのいう3つのタイプを要約すると以下の通り。
①自燃性(じねんせい):自主的に突っ走り、燃え続ける人
②他燃性(たねんせい):周りに影響されて、燃える人
③不燃性(ふねんせい):周りにも影響されず、燃えない人
これをもっと具体的に落とし込むとこの通り。
①自燃性:自主的に突っ走り、燃え続ける人→変人、奇人(創業者タイプ)
イチロー、本田宗一郎等の一代で築き上げた社長など一人で燃え続ける人
②他燃性:周りに影響されて、燃える人→凡人(サラリーマン)
③不燃性:周りにも影響されず、燃えない人→その他
このブログタイトルからご察知の通り、②他燃性の人だけに該当する夢の叶え方なので、凡人だと思う人はこの先も読んでいってほしい。
日本人の多くがドリームキラー
大変残念なことに、日本人は妬み恨み辛みをいうのが好きな民族らしく、
人の良いのがダメな人が多く存在するのではないだろうかと思ってしまう。
そう思えたのは、「自分がこんなのやったら面白い、やってみたい」と
周りに言い続けたときのエピソードだ。
私には20代半ばに起業を考えて、出資者や協力者を募りたくアイディアを周りに沢山 話したときがあった。
最終的には20人くらいをとっつかまえては、夢を語ってみた。
その20人の構成としてはとても仲の良い人から顔見知り程度の人までそれぞれだ。
顔見知り程度の人に話すと話は大体スルーな感じでニュートラルな反応、
意外にも外国籍の友人はすごく褒めてくれた。
一方で、猛烈にネガティブな返しをしてきたのが仲が良いと思っていた人だった。家族もサラリーマンの方が良いじゃんと結局応援してくれなかった。
そして夢を口に出してみて思ったことは、「夢を語るのって難しいな・・」と
思わざるを得なかった。。
応援してくれる友人よりも、ネガティブパワーにインパクトがあったためか
人はやる気が簡単にそがれるものなんだとそこで通感した出来事である。
言わないで悶々とするのは力がでる
では逆に「言いたいけど、言わない」ときに体がすごく力が出てくる感覚が起こる経験をしたことは一度はあるのではないだろうか。
口に出すほど、力が放出されその分満足(発散した)感覚がある。
実際のところ、口に出すほどそれで満足する人も多く行動に移さない人が大半であり、
もしネガティブパワーがかかっても行動を止めない人こそ自然性な人なんだと思う。
まとめ
凡人こそ、夢を公に語らずひっそり本当に信頼できる人だけに話す程度で、
コツコツ努力を積み上げてみるのが成功への近道になると思う。
また、ようやく口に出してOKなタイミングは夢を叶えた後に話すことが
一番の方法だと思っている。
ちなみに、成功者には人が自然に群がってくるし、またそのポジションにいれば人はどんなことでも維持したいと考えるから・・気づいたら自燃性に変わっていた!みたいな時がくるんじゃないかと考えている。
夢を叶えたかったら我慢!
これが一番の叶え方!!
モンク