私の親戚のおばあちゃん。名前はKさん。
御年78歳、今年79歳になるのだとか。
すごいおばあちゃんなので、書き留めよう。
Kさんの経歴-------------------------------------------------
北海道出身、関東の国立大学の理工学部に入学し、
・・・今でいうリケジョです。
知り合った男性(妻のおじ)と卒業後に結婚。
二人とも東京の大企業に就職したものの、
Kさんは約2年ほどで子宝にまれて、一度は職場復帰するものの
おじの仕事の都合でおじの実家に住まいを移すことに。
子どもが小学生に上がったタイミングで自宅にて学習塾を開業。
25年もやっていたということだし、
40~50人くらいは常時生徒がいたらしいから
田舎だったら結構な繁盛だ。
50歳を過ぎて、義父の介護を優先するために塾を閉めた。
そこで義父の訪問介護にきていた看護師さんを見たことに興味をもって、、
看護学校に首席で入学&卒業しちゃうというすごいおばあちゃん。
学習塾やってたから勉強はできたのよ、とのことだが
卒業も首席とはさすがです。
人柄も良いから地元の病院でも即採用、
幅広い年代とも話もできるし、話す内容も面白いもんだから
患者さんから婦長に間違えられてしまい・・
本物の婦長さんからいじめられた苦い経験もあったとか。
居場所がなくなったことをきっかけに大病院に移って、
希望していた訪問看護師に従事。
看護師として10年以上働いて、今は夫の介護?みたいなお世話係をやっている。
70歳超えてから、100歳卓球っていう競技があることを知って
いまは週2で練習してて全国大会まで出てるらしい。
武勇伝はこれだけじゃない。
なんと60歳のときに、健康系のトレンドブログも独学でやってて
アフィリエイトの収益化に成功したり。
Kさんが畑で作った自家製ウコンから粉末を作り、
それを夫に呑ませてガンを3回消したり。
毎日そのウコンで健康を保っているとか!
先日は、とある和歌の大会で入賞、新聞に載ったと嬉しそうに見せてくれた。
Kさんの原動力はどこにあるのか?
「私、好きなことしかやってないの。趣味なのよ。」
「できないものはあきらめたの。だってできないもの。」
「興味がないものには手を出さない。だって興味がないものやってると辛くなっちゃうから。」
よくよく話してみると、Kさんが発する言葉にヒントが。
「やらなくちゃいけないもの=趣味」
「やりたくないもの=極力やらない」(笑)
素敵なおばあちゃんのお話でした。
こんな年の取り方してみたいなぁ。