2023年3月、卵の価格高騰によって、
外食産業から卵料理が消えると
毎日のようにニュースで取り上げられている。
この卵の高騰がどういう方向に向かうのか、考察したい。
卵は物価の優等生
日本の食料自給率は低いが、実は卵は国産96%と高い水準だ。
そして、卵の値段はこの40年余り全く金額が上がっていない。
田舎だったらいまだに1パック(10個)で98円なんていう、
相当安い金額(サービス品)として販売されているところもある。
卵の高騰
高病原性鳥インフルエンザの拡大による供給不足や、
飼料価格の高騰が原因とされている。
しかしながら、私はそれだけの原因ではないと考えている。
何か他の大きな動きによって卵の供給に影響があるのではないかと。
鳥インフルエンザが出てしまった養鶏場の実情
(知人の実家が養鶏場なので、少し前に聞いた内情を紹介する。)
現在は養鶏場を営むほぼ100%で、鶏にはワクチンが打たれている。
※小規模養鶏場では打ってないところもあると思います。
それにも関わらず、もし鶏に鳥インフルエンザにかかってしまったら大変だ。
鶏をすべて焼却するか生き埋め、もしくは処理業者へお金を支払って鶏を処分する。
その後、養鶏場全体の消毒を行い、徹底的にインフルエンザウィルスを除菌する。
結果として、養鶏場はしばらく事業ができなくなる。
養鶏場はその事態に備えるため、高い保険料を支払っているという現状だ。
この展開、ペヤングと一緒ですね・・
そんなこんなで、養鶏場は鳥インフルエンザになったら
泣きながらリセットにしなければならないそうだ。
なんと残酷なんだろう。。
これからの未来
今後、卵が供給できなくなる・・という現実は来ないと思う。
ただし、国産の牙城が崩れることをお告げしたい。
①外国で出会った液卵(えきらん)の存在
私がドバイに仕事に行ったときに、液卵に出会った。
卵を割ってそのままペットボトルに詰められた光景は忘れられない。
しかも常温・・!賞味期限が通常の卵よりはるかに長い。
きっとこのまま卵が高騰し続けるので、
仕方なく外国産の卵を受け入れていくのが
自然の流れになっていくのだろう。
この外国からもってくる卵は、日本へ到着するまで出荷から最低1週間は
かかるだろうから、添加物のオンパレードであることは間違いない。
②卵風なものの存在
すでに大手食品メーカーでも代替卵が存在する。
いわゆる卵風なものがスーパーに並び始める日が近いだろう。
日本人は、カニカマ、みりん風調味料とか、
偽物を平気で受け入れてしまう民族であるから・・
あと数年後にはスーパーで卵が高級品になり代替卵を平気で食べる日常が来るんでしょうね・・。
まとめ
日本の食卓から卵が消えるのは想像できないですが、
今まで普通に食べれていたものが食べれなくなるのは悲しいです。
ニュースも真実を伝えない、スポンサー第一主義のメディアであることを
一人でも多くの方が知っていただけたらと思っています。
ここまでお読みいただき有難うございました♪