(この記事は米を炊いて食べる人のために向けて書いています)
我が家では、免疫を上げるためにも、玄米をメインに食べるようにしている。
玄米で食べるためには、最低限で特別栽培米(減農薬)
もしくは無農薬米を購入する必要がある。
より栄養価が高い玄米を求めて、購入するお米はこだわりがあるつもりである。
2023年は猛暑で米の不作だった。
そして2024年も猛暑と予想されているため、
これから米が高騰すると予想されている。
先日、米どころである新潟県塩沢市に魚沼産コシヒカリを購入しに行ったときに
聞いた話や知り合いの米農家に聞いた話をシェアしたい。
ここ毎年この時期に塩沢市へ米を購入しにいくのだけれど、
昨年2023年5月で購入した地元密着スーパーで購入した価格から
2024年6月で同じお米が2倍超えになっていた。(驚)
塩沢米は世界ブランドとして、同時に一人負けしている円安の影響で
とんでもなく需要が高くなっているとのこと。
つまり、日本人が自国の美味しいお米が買えなくなっているという現状。
塩沢米は例外じゃないか!と言いたいが、
全国的に米が高騰する裏付けを説明する。
◆その1◆
2024年農林水産省から指令があり
(おそらく今年も不作になるから)←ここは予想です
例年より米の基準ランクを下げて出荷するように指示があったそう。
つまり米の質は下がったものが今年は出荷される見込みである。
そもそも猛暑で米の生産量が少なくなるし、物価の高まりもあって
相当なお米の高騰が予想されている。
お米は少し寒いくらいのときのほうが美味しい。
暑いと殻の中のお米が育たないとのこと。
◆その2◆
一袋(30kg単位)でお米を販売しない方針になったそうだ。
5kg~10kgの小分けでしか市場には出さなくなったそうで、
一人につき小単位でしか購入できなくなっている。
すでに数量制限を用いているお店もあった。
もし30kgで買いたければ事前に予約が必要とのことです。
(そもそも仕入れないよ、というお店もありました。)
私は30kg以上購入したかったので、スーパー&道の駅の人に
聞きまくって米農家を紹介してもらった。
今回の収穫は、この農家に出会えたことでした!
◆その3◆
ゲノム編集されたお米はたぶん例年通りに購入できる見込み。
私が買いたいのは、ごく普通のお米である。
JAはゲノム編集された「新之助」推しらしく、推奨米をつくらないと
他のお米を買ってくれないとのこと。
ゲノム編集はよくできている。環境にも強いそうだ。
こだわりたい私はゲノム編集米は買わないが、こだわりが全くない人は
お米の高騰は気にしなくても大丈夫かもしれない。
(ワクチン米も開発されている世の中、普通のお米を私は食べたい。)
【高騰への対策】
1.知人のツテで米農家から直に仕入れられるパイプラインを作っておこう。
困ったときは、人を頼るというのは大切だ。
2.米に雑穀・古代米を混ぜて食べる工夫
昔の人がやっていた戦法であるが、かさましである。
栄養価が高くなるのでおススメであるが、結果コストはかかると思う。
備えは早めに。
まだ対策できる今のうちに、どうお米を準備しておくか考えておきましょう。