そろそろ円高になるかなぁ、なんて思っていた矢先の超円安。
為替介入があったものの、2024年はしばらく円安になりそうですね～。
今回はわかりやすく、できるだけシンプルに・・
今なにが起こって円安になっているのか、の考察を書きます。
一般的な目線からいうと、円が最弱になり、海外に行きにくい。( ﾉД`)
といったところでしょうか。
昨年末に４回ほど利下げ予告・・があったものの、
一転してアメリカが利下げしない報道がされた時点で予想していましたが、
やはり銀行破綻がありましたね。
2024年、アメリカで最初に破綻した銀行は、フィラデルフィアに拠点を置くリパブリック・ファースト・バンクとなりました。
総資産は約60億ドル、預金額は約40億ドル。
連邦預金保険公社（FDIC）はこれらの資産を保護するために介入し、
同じくフィラデルフィアに本拠を置くフルトン銀行に資産を移管しました。
リパブリック・ファースト・バンクの支店はフルトン銀行の支店として再開され、
顧客が引き続き資金にアクセスできるようにしました。
この事例は、2023年にシリコンバレー銀行、シグネチャー銀行、
ファースト・リパブリック銀行が破綻したのに続くもので、
FDICはリパブリック・ファースト・バンクの破綻が預金保険基金に
約6億6700万ドルの損失をもたらすと見積もっています (The Daily Hodl) (Business Today)。
円キャリートレードとは、日本の低金利で借りた円資金を、他の国で利回りの高い資産に投資する取引手法です。これにより、投資家は利子差を得ることができます。キャリートレードが活発なときには、円売りが進み、円安になる傾向が強まります。
日本が円高を避ける理由の1つは、円高になるとキャリートレードが逆回転し、日本から資金が流出し、経済に悪影響を与える可能性があるからです。キャリートレードの解消は、世界的な金融市場の動揺や不安を招く場合もあります。さらに、円高が進むと日本の輸出産業に打撃を与え、経済成長に悪影響を及ぼすため、日銀は積極的に円高を抑制する政策を取ることがあります。
また、アメリカ経済を支えるという点では、キャリートレードを通じた円売りがドルの需要を支える一因になっている可能性があります。もし日本が意図的に円高を進めた場合、キャリートレードが解消され、ドル需要の減少や市場の混乱を招く恐れがあるため、日本とアメリカの間で適切な為替バランスを取ることが求められています。
