今日、親戚の就職相談を受けてきた。
大学三年生となれば、年明けから、インターンシップに積極的に参加し4月からの本選考に向けて準備する時期。
相談を受けたのは会社の選び方。
最初は内資と外資の話をしてみた。
新卒ブランドを重視する日経企業と即戦力重視の外資系企業。
高月収を期待できる外資系企業のイメージは
もはや薄れてきているのではないかと思う。
会社毎バイアウトされたり、事業の切り売りも盛んになりつつある。
外資系企業は業績良ければ収入に反映されやすい(給料を株として配分される場合が多い)が、
その分悪くなれば即撤退となりえる。
もしかしたら今後、1つの会社に継続的に働き続けるのは運もあるかもしれない。
今日伝えたのは、20代はスペシャリストになること。
私がいつも言っているように、1つを集中して取り組めば広い世界が見えてくる。
20代でやりたいことを広げる場合は新卒で入った会社に働き続けるなら良いと思う。
しかし、20代で広げて転職活動をすると
薄い知識のまま年齢だけ重ねる。
そうなると企業は未経験からの採用となるため窓口は狭くなる一方だ。
給料少なめ待遇も望めない。
若いから好奇心がたくさんあると思うが、
もしサラリーマンになるなら新卒での就職活動は真剣になってほしい。
経験を積んで30代になったときに独立する人にも
20代は一生懸命頑張った結果道は開けると思う。
恋人を選ぶように、両思いになれる相手を探すのは大変だと思う。
就職活動も似たようなもので、相手によく見えるように
工夫して自分の良いなと思う会社に巡り会えることを祈っている。
モンク